【アロマディフューザー対決】アロマランプvsミストディフューザー
アロマセラピーはアロマトリートメントだけでなく、お部屋に香らせるのもひとつの方法(=芳香浴)!
ということで、今日はお客様からもよく質問される、タイトルの件についてお話しします。
いろんなアロマディフューザーの種類があるけれど、どんな違いがあるのか知りたいです!!!
そうですね!ディフューザーと一言で言ってもさまざまな種類がありますが、今回はアロマランプとミストディフューザーの2つで比べてみたいと思います!!!
【アロマランプ】
アロマランプは、電気や火の熱を利用してオイルを拡散させます。最近はLEDライトを使用したものが定番になっています。電気であれば、火事などの恐れもなく、安全に使用できますね。
おしゃれな形状のものが多く、漏れ出る優しい光が心をほっとさせます。インテリア要素も大きく、目からの癒しと香りによる空間作りに向いています。香り始めは時間がかかりますが、じんわりと長く香りが続きます。
ランプの専用の皿に精油を垂らすだけで香りが楽しめる一番手軽な方法ではないでしょうか。
しかし、比較的高温の電気や火の熱を直接利用して拡散させるため、エッセンシャルオイル本来の香りを多少損ねてしまう傾向があります。(精油は熱により揮発が早まるため、熱に弱いという性質があります)
【ミストディフューザー】
乾燥する季節柄は、加湿機能も兼ねてこのような「超音波式ディフューザー」を検討されている方が多いのではないでしょうか。超音波により、風の力でセットした水を細かい粒にして拡散させますので、一気に香りが広がりやすいですが、正直、加湿という点ではあんまり効果はないです。器械の周りに拡散された水滴がしたたってしまったり、湿気っぽくなったりします。
実は、加湿方法にはもう一つ「気化式」と言って、セットした水に熱をかけて水蒸気よりも細かい水蒸気にして加湿する方法があります。精油は油なので、基本的には水と混ざることがなく、完全な水蒸気になるほど細かな粒にならないため、気化式には向かないです。
*超音波式:超音波により、液体を細かい水滴にして拡散
*気化式:熱などにより、液体を完全に蒸発(気化)させて拡散
したがって、香りの拡散を優先するなら「超音波式」、加湿を優先するなら精油の芳香はそのディフューザーでは諦めて、「気化式」もしくは超音波式と気化式を組み合わせた「ハイブリッド式」をお勧めいたします。(ちなみに、当店では、コロナウィルス感染対策もかねて、加湿を最優先しております。アメトークの家電芸人さんや多くの芸能関係の方がおすすめしている、新潟の地場企業であるダイニチ工業さんのハイブリッド式加湿器を使用しており、加湿器では精油を使用していません。)
精油をセットするタイプのミストディフューザーの使い方としては、水をセットする際に精油もセットします。アロマランプと違って、タイマー機能や香りの強弱機能がついているもの、本体がカラフルに光ったりするものもあり、インテリアとしておすすめです。しかし、水を入れるタンクの手入れをこまめにしないと、水カビ等の雑菌がわいてしまうのに要注意です。
それぞれにメリット、デメリットがありますが、まとめるとこんな感じでしょうか…
《香りの拡散力》
ランプ < ミストディフューザー
《香りの持続力》
ミストディフューザー < ランプ
《使う際の手軽さ》
ミストディフューザー < ランプ
《お手入れの簡単さ》
ミストディフューザー < ランプ
《機能性》
ランプ < ミストディフューザー
《おしゃれ度》
ランプ ≒ ミストディフューザー
(完全に好みによります)
ということで、あくまでも個人的な判断にはなりますが、ミストディフューザー2、ランプ3、引き分け1になりました。私はどちらも使用していますが、もしもどちらか1つと言われたら…まずはアロマランプを買います♪簡単に使えますし、優しい暖色の光が心も優しくしてくれる気がします。
皆さんそれぞれの状況に合った使い方をしてみてくださいね♪
最新記事 by Ayane (全て見る)
- アクティブレストとパッシブレスト【積極的休養と消極的休養】 - 2023年12月9日
- 心地良い睡眠を【外側編:換気、頭寒足熱、隙間にクッション】 - 2023年12月7日
- 手をケアした方が良い理由【ハンドケア、ハンドマッサージ、ハンドトリートメント】 - 2023年11月27日