精油の使用方法【希釈濃度とは?】
前回のブログ『精油の使用方法【キャリアオイルとは?】』の続きでございます!
よろしければ、復習がてらお読みくださいませ^^
まずはじめに、精油ののビンの中蓋(=精油が垂れる口)をドロッパーといいます。
精油のメーカーにより差はありますが、一般的にはドロッパーから垂れる1滴の量は、“0.03~0.05ml”と言われています。(当サロンが使用しているフロリハナさんは0.03mlです)
キャリアオイルで精油を希釈する場合には、精油の量がキャリアオイルに対して1.5-2.0%以下になるようにします。例えば、30mlのキャリアオイル(全身のトリートメントで大体このくらい使います)に対して、精油の量を1.5%にする場合は、以下の通りの計算式となります。
あ、ちなみに、希釈をおこなう際は、アルコール消毒や煮沸消毒した綺麗なビーカーやかくはん棒を使いましょう!(このビーカーを見ると、お客様から「実験みたいで楽しいですね〜♪」と声が上がり、盛り上がる場面です^^)
あ、気を取り直して!
精油の量がキャリアオイルに対して1.5%になるように希釈してみますね♪30mlのキャリアオイル(今回はグレープシードオイルを使用)に対して、精油の量を1.5%にする場合は、以下の通りの計算式ですよおおおーーー!
30ml × 1.5%(0.015) = 0.45ml
この0.45mlが、必要な精油の量となります。
すると、精油1滴を0.05mlと仮定すると、
0.45ml ÷ 0.05ml = 15滴
この15滴が必要な滴数ということになります。
子どもや、皮膚炎の方、治療中の疾患のある方などは、高濃度での使用は控えたほうが良いと言われていますので、0.25-1.0%以下で使用することもあります。
たくさん滴数を入れたからと言ってよく効く、たくさんの精油の種類をいれたからと言ってよく効く、
…そういうわけではありません。
では、何が大事なのか???ここまできたらお察ししてくれているかと思います(笑)
次は入れる敵数が決まったら、精油を選び、ブレンドする、といった作業が必要になりますが、ここが1番大切です。
次回のブログでは、ブレンドをする際の注意点を書いてみようと思います!
そうま
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