精油ってどうやって作るの?【水蒸気蒸留法・圧搾法・有機溶剤抽出法】フルーツの精油が欲しい!

またまたいちごの登場♪

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ところで、オレンジやグレープフルーツやレモンなどフルーツから採れる精油があるのなら、いちごや桃やぶどうなど、ほかにフルーツから採れる精油はないの?って思いませんか?

私は最初、ずっとそう思っていました^^

一般的に精油は、
◎水蒸気蒸留法
◎圧搾法
◎有機溶剤抽出法

など、原料の特性によって、様々な方法で抽出されます。

この中でも、ほとんどの精油は水蒸気蒸留法で抽出されています。原料となる植物を高温の水蒸気で熱すると、精油の成分が気化。気化した精油は水蒸気に混ざって冷却層へと流れ込み、冷やされることで気体から液体へと凝縮。油は水に浮くので、上層から精油だけを取り出すことができます。下層に溜まっている水の中にも精油は溶け込んでいるので、「フローラルウォーター」として利用されます。

圧搾法は、柑橘系の精油を抽出する時に。皮の中に油室があるので、皮をすり下ろし、それを絞ると精油成分とエキスが分離します。

有機溶剤抽出法は、原料を揮発性の高い溶剤に浸し、香気成分を遊離させます。次に溶剤を揮発させると、香気成分と天然のワックス成分とで半固体になった“コンクリート”と呼ばれるものが得られます。そしてコンクリートをエタノールで溶かして、香気成分をアルコールにうつした後に冷却してワックス分のみ再び結晶化させて分離します。最後にアルコールを除去すると完成です。

こう見ると、すごい手間だと思いません??

これだけの手間をかけてできたものですから、それなりに良いお値段がするのもうなづけますよね^^

100円ショップなどに売ってるものは、アロマオイルかもしれませんが、おそらくエッセンシャルオイルではないかもしれません(笑)

混ざりのない100%純粋なものは、「精油」もしくは「エッセンシャルオイル」と呼びます!「アロマオイル」と表示されているものは、芳香成分が含まれているだけかもしれません。

aroma という言葉自体、芳香する~/香りのする~ という意味ですからねっ(^^)

話は戻りますが、多くのフルーツはほとんどが水分であり油分が少ないため、どの抽出方法でもなかなか精油は採れないようです。柑橘系の精油があるのは、柑橘類は水分の多く含む果肉から精油を抽出するのではなく、果皮を圧搾することにより抽出するからです。

それでも、化学の力はどんどん進化していますから、他のフルーツの精油も見かけるようになりました。そのうちいちごの精油が出回るようになってきてもおかしくないのではないかなと、思っています♪そして、私はいつか自分の地元の名産フルーツとシンボルフラワーを使って香りグッズを製品化できないかなあ?と考えています。

飲み屋さんもやりたいし、お惣菜やさんもやりたいし、今描いている絵本も形にしたいし、やりたいことがいっぱいあって困ります(笑)

でも、未来のことを考えている時ってなんでこんなに楽しいんですかね♪

今日もいい日になりますように・・・☆彡

そうま

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新潟駅近・女性専用プライベートアロマリラクゼーションサロン "Aromatique GARDEN NOTE" のセラピスト。アロマセラピー・ハーブ・食事などといった点からの情報を発信中☺︎オーガニック・エコに関する分野が得意です。
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