アクティブレストとパッシブレスト【積極的休養と消極的休養】
アクティブレスト、パッシブレストという言葉を聞いたことはありますか?
専門用語や横文字はあまり使わないようにしているのですが、とても大事な考え方だと思い、今回このタイトルとさせていただきました。
アクティブレスト
active:積極的な、rest:休養
日本語では「積極的休養」と呼ばれていて、積極的に身体を動かすことによって疲れが溜まっている時にあえて体を動かすなどで血流を改善し、体内の疲労物質の排出を促す休息方法です。
例として手段を挙げると、入浴、ストレッチ、ウォーキング、マッサージ、ジョギングなどです。
身体を動かすと、身体は疲労を感じるのでは?と思うかもしれませんが、運動により血行促進されることで疲労物質の排出が促され、疲労回復の効果が高まると言われています。
この考え方はアスリートの休養の取り方をヒントに応用されているそうで、プロのアスリートの方も、試合を終えた後の日を完全休養とはせず、軽い運動や練習をとり入れ、段階的にさらにその翌日に完全休養をとる方も多いそうです。
パッシブレスト
passive:受け身な rest:休養
一方で、身体を動かさずに休息する方法を日本語では「パッシブレスト(消極的休養)」と呼びます。
例として手段を挙げると、睡眠、映画、テレビ、音楽鑑賞、読書、アロマセラピーなどです。
日本語で訳した際に「消極的」とつくがゆえに、少しネガティブなイメージが持たれがちですがそんなことはなく。身体を休めることも、アクティブレスト同様、立派な休養であります。
自分にはどちらがより必要か
もちろん、誰しもがどちらの休養方法が必要です。ずっと動きっぱなしが良いわけでもなく、ずっとゴロゴロしてるのが良いわけでもありません。
ただ、普段の生活や仕事において立って動き回るなどで「肉体を駆使する」時間が長い方はパッシブレストがより休養の効果が高まり、一方でパソコンやデスクに向かって作業をし「頭脳を駆使する」時間の長い方はアクティブレストの効果がより高まるといわれています。
前者のほうは、すでに存分に身体を動かしているため、しっかり身体を落ち着かせながら、音楽や映画鑑賞など文化的な情報の吸収をすることで、それが心身ともに栄養となるのです。
また、後者のほうは、デスクでの時間が長いため血行が滞りがちなため、身体を動かしてそれを促す必要があります。また、「何も考えずに夢中になる」という時間を持ち、脳を休めることが大事なのです。
アロマトリートメントはどっち?
さて、ここでアロマトリートメントはどっち?という質問が飛んできそうです。
トリートメントにより血行促進される点からはアクティブレスト、身を委ねて鼻から香りを感じ精油の恩恵を受けるアロマセラピーはパッシブレスト。ということは、どちらも兼ねていることになります。
自分にとってはどちらの休養方法が必要なのだろう?と迷うことなしに、アロマトリートメントはどんな方にもおすすめであるといえます。
難しく専門用語の説明をしてしまったのですが、アロマトリートメントは本当にとってもおすすめなので、ぜひぜひお待ちしております!年末のご褒美しに来てください♪
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