心地良い睡眠を【外側編:換気、頭寒足熱、隙間にクッション】
今日の新潟は昨日までの数日間が暖かかっただけに、雨あられ雷と、寒すぎて震えた日だったのでした。
暖かい地域にワープしたい(´;ω;`)
今日は、そんな寒ーーい夜の眠りに役立つ、ちょっとした情報です。
換気
寝室は、寝具の影響でチリやホコリが舞いやすいです。
それを睡眠中に身体へ取り込むことは非常に肺や気管支に負担がかかることです。睡眠中で無意識だとしても、呼吸がしずらくなることで身体は疲労してしまいます。
睡眠前の換気により、一度空気をリセットし、空気清浄機を適切に設定したり、睡眠に向いた精油を芳香させるなどで寝室の空気を調整するといいです。
また、二酸化炭素濃度も睡眠と大きな関わりがあります。濃度が濃くなると、すなわち酸素が薄くなり、これもまた呼吸が浅くなってしまいます。
換気により、酸素を寝室に取り込むこともとても大切なのです。
お風呂上がりに1分ほどでOK!露天風呂みたいで気持ちいいですよ〜。
頭寒足熱
この言葉は、聞いた事はありますか?
頭寒足熱…
簡単に言うと、頭はのぼせないようにして、足は温める。
足は第二の心臓と呼ばれることも多いですが、下半身の温度が低いと身体機能が低下してしまいます。
特につま先は心臓から離れており、冷えやすいのは皆さんご存知の通り。
足先が冷えていると、脳が心臓に血液を運び、全身の血行を良くするよう命令を出し、体に想像以上の負荷をかけてしまいます。
では、頭のほう。『頭寒』とは言っておりますが、冷たくしなければというわけではありません。
基本的には、上半身には内臓が集中しているので、もともと上半身のほうがあたたかいです。したがって、下半身を温かくすることで、全身の体温バランスをとってくださいということです。そうすると、心臓に余計な負荷がかかりません。
しかし、頭を温めすぎてしまうと、脳が体全体があたたかいと勘違いし、体温を下げようとして体全体の体温が低下しがちになります。
また、暖房の暖かい空気は上に溜まるので、足元は冷えたままなのに、頭のほうだけ暖かくてのぼせそう…といったこと、ないですか?のぼせると、集中力や判断力、やる気などの低下につながるので注意が必要です。
ですので、上半身と下半身の体温のバランスが大事です。
下半身は、主にふくらはぎが血液のポンプの働きをしますが、実は太ももやお尻の筋肉もとても大切です。太ももやお尻は体の筋肉の中で、かなり大きい筋肉です。筋トレをしたり、ストレッチしたり、温めることによって、他の小さい筋肉を鍛えたりするより、体の代謝を劇的に上げてくれます。ですが、女性は、なかなか筋肉が付きにくかったりするので代謝が上がらず、冷え性の方が多いのです。
足先だけでなく、太ももやお尻も大切に、温めましょう♪
今夜から是非、頭寒足熱始めてみてください。体温のバランスが取れると、副交感神経が優位になり、睡眠の質も上がりますよ^^
隙間にクッション
眠るときに抱き枕を抱くと落ち着く方も多いと思います。
仰向けの場合、膝の裏や足首〜かかとの隙間クッションを入れたり、首の隙間もカバーしてくれるようなまくらにすると筋肉が弛緩し、安心します。
私は以前の仕事で、介護用品を取り扱う会社に勤めておりました。ベッド上にいる時間の長い方が、医療のプロの方々のアドバイスをもとに適切にクッションを使用することで、目に見えて身体の緊張がほどけ、関節等の動きがよくなり、今までできなかった動きができるようになり、表情まで明るく元気になっていく姿を何度も目にしました。
人の身体は緻密です。緻密だからこそほんのひと手間をかけてあげることで、しっかり応えてくれるようになっている。と感動したのを覚えています。
自分の身体に耳を傾け、今できることをやる。それだけでいいんですよね!
ぜひ、この中でできそうなものがありましたら、試してみてください^^
次回は、心地良い睡眠の内側編を書こうと思います!
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